シリコン使用?!染料ベースの「SADDLE UP BOOTS CREAM」の特徴を紹介
皆さんこんにちは銀座工房羽田野です。
ブーツ、革ジャンユーザー、バイカーに向けたレザーケアブランド「SADDLE UP」から、発売した「SADDLE UP ブーツクリーム」。
工房でも販売&使用しており、思った以上に使用感が良く驚いています。
今回のブログでは「ブーツクリーム」の特徴、ポイントを解説いたします。
SADDLEUP ブーツクリーム
SADDLE UP ブーツクリームの特長は、
①革に適した クリームの“ 配合バランス ”
②さらりと仕上がり汚れもプロテクト “ 水溶性シリコン ”
③経年変化を活かした “ 仕上がり ”
以上の3つを順に解説していきます。
①革に適したクリームの“ 配合バランス ”
特長のひとつが「成分の配合バランス」です。
「ブーツクリーム」には “ 水分 ” と “ 油分 ”
皮革にそれぞれ必要な成分をバランス良く配合しています。
これら2つの成分はそれぞれ皮革に “ 潤い ” や “ 柔軟効果 ” を与え、
靴クリームにとって必ず必要な効果&成分です。
クリームのメイン成分である“ 水分 ” は、
皮革に潤いを与え柔軟性を高め、
乾燥した皮革のコンディションを整えます。
その水分を効率よく保持するために必要な“ 油分 ”。
水分によりコンディションが整えられた皮革を、
油分でしっかり保湿プロテクトとします。
油分が多すぎるとベタつきの原因にも繋がり
水分だけだと過ぎに揮発してしまうため
水分と&油分のダブル保湿が皮革とって有効です。
滑らかで柔らかいブーツクリーム
②さらりと仕上がり汚れもプロテクト “水溶性シリコン ”
”シリコン”と聞くと皮革に悪いイメージがあります。
「表面をコーティングし革のコンディションが悪くなるのでは?」
「シリコンって革の毛穴を埋めるから、通気性が失われそう」
この考えも間違いではありませんが、
ブーツクリームは“ 水溶性のシリコン ” をごく少量配合していることがポイントです。
実は “ シリコン ” にはさまざまな種類があり、
通気性を損なったり、クリームの栄養分を弾いてしまったりするものだけではありません。
“ 通気性を保ちつつ、網目状のコーティング ” 施す
水溶性のシリコン をブーツクリームには採用しています。
そのため、クリームを塗り込んだ後も、
しっかりと “ 革の毛穴 ” に成分を浸透させることが可能です。
配合した少量のシリコンにより、
皮革表面を均し、すべりをよくすることで、汚れの付着を予防する効果を持ち合わせます。
べたつきなくさらりと仕上がり
③経年変化を活かした“ 仕上がり ”
3つ目の特長が「経年変化を活かすための 仕上がり 」です。
革に色を着色するクリームはたくさんありますが、
皮革独特の経年変化(エイジング)を活かした
仕上がりを意識したクリームは珍しいかもしれません。
クロムエクセルレザーやオイルドレザーなど、
エイジングと共に素材の良さを引き出す皮革とも相性抜群です。
補色しすぎない風合いを残した仕上がりに
ブーツクリームの色付きラインナップ
エンジニアブラック
ブラックチェリー
シガーブラウン
これらは、すべて “染料” をベースにつくられています。
少量の顔料と少量のシリコンを配合し、
適度な補色、べたつかない仕上げを実現しています。
ニュートラルは、色抜けを楽しみたい方、茶芯愛好家にもおすすめです。
気になる方はぜひご相談ください。
SADDLE UP ブーツクリーム
・カラー展開:4色(ニュートラル、エンジニアブラック、ブラックチェリー、シガーブラウン)
・原産国:日本
・内容量:60ml
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