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「How to Shoecare」 ~誰でもできる。ハイシャインに厚みを持たせる方法~

こんにちは

日本橋工房 シンジョウです。

周りにペットを飼っている又は飼い始めた人が多く、ペットへの憧れが強くなり休みの日にペットショップへ行ってきました。

ウサギをメインで見せて貰いますますペットが飼いたくなりました。

ただ、生き物を飼うわけなのでノリと勢いで購入というわけにはいかず一度検討。

最後まで面倒を見れそうであれば購入しようと思います。

 

さて、

 

「How to Shoecare」シリーズという事で、今回からシューケアのやり方やポイントをシリーズにして不定期的にブログで紹介していきたいと思います。(続けられるでしょうか…)

最初のテーマは ~誰でもできる。ハイシャインに厚みを持たせる方法~ です。

「いきなりハイシャイン?」「しかも厚みを持たせる方法?」と思われるかもしれません。思いついた順番で書いているので、急にベーシックな内容が来るかもしれませんがご容赦ください。

 

それではやり方を解説していきます。

 

①ベースの指塗り

まずは、通常のハイシャインの作業と同じように指でワックスを塗ってベースを作ります。

キャップ(トゥ)の先端から縫い目にかけて縦に塗り広げると作業しやすくなります
※塗り方は人に寄って違ってくるので「円を描きながら」や「横むき」に塗っても大丈夫です。

 

②布と水で磨き上げ

ベースができたら布を巻いて、少量のワックスと少量の水で磨き上げていきます。

この時の向きもつま先の先端から縫い目にかけて磨き上げていきましょう。

 

このくらいの艶になるまで磨き上げます。

8割程完成している状態です。

 

③再度指塗り

厚みを出したい部分に再度指でワックスを塗っていきます。

つま先の先端とステッチ付近で濃淡を出したい場合は、先端のみ。

キャップ部分全てを均一にしたい場合はキャップ全体に塗ります。

この、「再指塗り」が今回のポイントです。

④布と水で磨き上げ

②の工程と同じように少量のワックスと水でみがきあげます。②の時よりもベースが安定して潰れにくくなっているので少し力を入れても大丈夫です。

完成がこちら

光ってますね。

③④をおこなわなかったときの仕上がりはこちら。

つま先部分がまだ光り切っていないのが分かります。

※ワックスを塗り重ねた回数は左右同じ回数で磨いております。

 

ポイント解説

今回のポイントは③の「再指塗り」

・途中で再度指塗りすることで、より強固なベースを作ることができる。
・ベースが強固になるので失敗が少ない。
・2回の指塗りで毛穴が埋まり切っているので早く仕上がる。
・少量のワックスで仕上げられる

 

なぜ、初めから指塗りで厚いベースを作らないのか?

初めの段階で一気に強固なベースを作ろうとするとベースが壊れていくからです。

指でワックスを塗っていると、やり慣れた人だと「このくらいで良いかな」と何となくわかってくると思います。この段階がいわゆる①の状態。

更に厚みを持たせるとなるとここから更に塗り重ねる事になるのですが、これ以上塗り重ねていくと追加するワックスに含まれる溶剤で今できているベースを剥がしてしまいます。

イメージは、マジックで同じところを塗っているとある程度は濃くなっていきますが途中から剥げてくる状態。
分かりづらいかもしれません。すみません。

最初の段階でベースを厚くしたい場合はある程度ベースを作った後、それが定着するまで時間を置いて作業すればベースを剥がすことなく仕上げることができます。

 

今回は少しマニアックな内容になってしまいましたが、今後少しづつベーシックからマニアックな内容まで「How to Shoecare」シリーズをアップしていきます。

 

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