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なぜ中敷きにはシープレザー?魅力は〇〇にあり!

こんにちは。
日本橋工房の岡嶋です。

靴屋さんに行った時、店舗に足を運んだ時など、
中敷き(インソール)は毎回チェックしますか??


サイズ調整や足当たり改善、クッション性が欲しいなどの目的がないと
なかなか中敷きは見ないですかね。

私もこの仕事を始めるまではあまり中敷きを使用することもないし、
触れてきませんでした。
しかし、仕事を始めた際に、
世間にはどんな中敷きが流通しているのだろうと
中敷きが売っているとチェックするようにしています。


その中で気になったのが、
ショッピングモールなどの量販店ではあまり売られていませんが、
百貨店や革靴に力を入れているお店で並んでいる革の中敷きです。

さまざまな会社から出ている中敷きを見ましたが、
その中でも多かったのが「シープレザー(羊革)使用」という言葉。

当店で扱っている数ある中敷きの中でも
シープレザーを使ったものは種類豊富で、多くのお客様に愛用いただいております。


しかし、なぜ各社シープレザーを使用するのでしょうか…
それには理由がありました。

シープレザーの魅力

①足馴染みの良さ


高級なバッグやコート、財布など様々な製品に使われているシープレザーは、
革の中でも柔らかく軽量です。
特長である柔らかさを活かし、
裏にクッションを付けても装着した瞬間から足に馴染んだ感覚が得られます。

ちなみに日本では豚革や牛革も流通していたそうです。
牛革などは厚みがあり革の繊維もより詰まっているので足に馴染むまでの時間が掛かると言われています。

じっくりと足の形に沈み込んでいくという点では好まれる方も多そうですね。


②耐久性

シープレザーは柔らかい素材ながらも、磨耗に強く耐久性に優れています。
擦り切れなどの問題も簡単には起きないので、
・化繊中敷と比較して長期間使用できる
・コストパフォーマンスが良い
などもよく言われます。


③吸汗性

シープレザーは吸汗・吸湿性が高い上に、
靴を脱いだ時には汗を放出(発汗)するという自然の機能も備わっています。

水滴を垂らしたり、霧吹きで水を吹き掛けたりしてみました。

その後、放置していると10分も経たないうちに乾いていました。


靴の中って汗かいたり、蒸れたりするのでこれは魅力的ですね。

革の特徴として『通気性が良い』という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、
なるほど、シープレザーはその重要な通気性もある点からインソールとしても相性良し。


まとめていながら、なるほどと納得してしまいました。
快適な履き心地を求めたり、パフォーマンスを高めるための
『適した最良の素材』がシープレザーなんですね。


当店ではフィッティングでお試しいただけるよう
サンプルも用意しております。

・サイズ調整が必要
・足当たりを改善させたい
・クッション性が欲しい
など気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

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