靴を長持ちさせるためにできる12のこと【後編】
こんにちは。銀座工房の七海です。
靴を長持ちさせるためにできる12のこと
前編、中編は、こちらをご覧ください↓
9.足にあった靴を選ぶ
足に合わない靴は型崩れをおこしやすく、
サイズが大きかったり、靴紐をしっかり結ばずゆるい状態で履いてると
靴の中で足が遊び(動きまわり)
歩くたびに踵周り趾や趾の付け根などが擦れ、ダメージが出ます。
脱げないように踏ん張り、余計な力が入ってしまうと不自然な歩き方にもなります。
余計な汗をかきやすくなり、靴が傷む原因になります。
小さいサイズの靴→足が圧迫され汗をかきやすい
大きいサイズの靴→靴が脱げないように力が入り、汗をかきやすい
合わない靴を履き続けていると足が痛くなり、痛みや疲れを和らげるために姿勢が悪くなる。
といった原因にもつながります。
購入前にフィッティングをして、足にあった靴を選ぶようにしましょう。
10.正しい姿勢で歩く
姿勢が悪いと靴を引きずったりしてしまいがちに、
正しい姿勢で歩けるように
踵をついて趾でしっかり蹴り出して歩く。
靴は体重を支えています。
そのため歩く姿勢が悪いと、
想定していない方向に大きな力がかかり、
靴の形が歪んでしまうことに。
11.必要な修理
お手入れだけではカバーしきれない、
踵やつま先の靴底の削れ。
踵部分は比較的わかりやすいですが、
つま先も気づいたらかなり摩耗しているということがあります。
削れた状態で履き続けると靴の歪みをひどくしたり、滑りやすく転倒につながることもあります。
気づきにくい靴の内側の踵や小趾があたる部分も磨耗しやすいところです。
時々削れ具合のチェックを、
修理が必要な場合は修理に出しましょう。
12.保管場所
靴の保管場所の対策
靴を収納している靴箱、下駄箱の湿度が高いと
雑菌が増殖しやすくなります。
そのため、玄関、下駄箱の風通しをよくすることが大事
定期的にドアを開け換気が必要になります。
そして、定期的な下駄箱の掃除
靴を取り出し
下駄箱内の汚れ(ホコリ、泥)を掃き出し
素材にもよりますが
乾拭きもしくは
しっかりしぼったった布で水拭き。
その後、こちらの
カビ除去+防カビスプレーの使用もおすすめです。
M.MOWBRAY Prestigio モールドクリーナー ¥2,200(税込)〜
強いニオイがないのが、おすすめポイントです。
日頃少し意識するだけで靴の寿命を延ばすことができます。
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シューケアマイスター靴磨き工房 三越銀座店
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