靴を長持ちさせるためにできる12のこと【中編】
こんにちは。銀座工房の七海です。
靴を長持ちさせるためにできる12のこと
前編は、こちらをご覧ください↓
中編は、靴の脱ぎ履きに関することをご紹介します。
⑥靴べらを使う
靴にとって靴べら(シューホーン)は、必要不可欠
靴の踵部分はどうしても傷みやすいく
靴べらを使用せず、無理矢理ぐりぐり足を入れてしまうと、
踵部分がゆるくなったり、シワが入ったり、
内側の革が破れたり、糸がほつれたりなど踵部もつぶれてしまいます。
手指を入れて履いていると変に革が伸びてしまうケースも。
靴べらを使用しないと、どうしても靴にダメージがでてしまい、
歩行や靴の寿命に影響がでます。
めんどくさがらず
是非、靴べらを使用してください。
鞄やポケットに入れて持ち運べる携帯用靴べらがあれば、
外出先でも安心です。
M.MOWBRAY スライドシューホーン ¥5,500(税込)
こちら以外にも
形状や素材もさまざま、色々な種類の物がございます。
お気に入りの物に出会えれば、自然と使いたくなるのではないでしょうか?
工房でご覧いただけます。
⑦靴を脱ぎ履き時、靴ひもをほどく
めんどうと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
ひもはほどいて、しっかり締めていきましょう。
履くときは、靴べらを使用し足入れして下さい。
ヒールカップ部分とカカトにスペースがある状態で、
靴ひもを締めてしまうと、ホールド感があまくなります。
靴の中で足が遊んでしまい、足が疲れる原因にも。
靴の中で余計な摩擦が起き、靴に負担をかけてしまうなど良いことがありません。
踵をヒールカップにつけた状態でひもを締めていきましょう。
⑧脱ぐ時は手で踵を押さえて脱ぐ
手を使わず両足の踵部を擦り合わせて脱ぐ
私の場合、スニーカーを脱ぐ時やってしまいがちです。
やってはいけない!
と思っていても、ついつい踵を擦り合わせて脱いでしまいます。
踵部や靴の内側面が傷み、傷も残ってしまいます。
習慣づいてしまうと、無意識にうっかりやってしまう恐れも、
気をつけなくてはなりません。
ひも靴の場合は、ひもをほどいてから
片足ずつ手で踵部分を押さえて脱ぐ!
ちょっとしたことの積み重ねが影響を与えます。
続きは、後編へ
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シューケアマイスター靴磨き工房 三越銀座店
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