履き心地良し、見た目よし、耐久性良し「パラブーツの魅力」
皆さまこんにちは。銀座工房のはたのです。
本日は、人気沸騰継続中である「パラブーツ」の魅力を紹介していきます。
フランスが生み出したパラブーツの代表モデル「シャンボード(CHAMBORD)」
パラブーツと聞くとまず思い描くのが「おしゃれ」というワードでしょうか。
ドレスシューズでありながら、どこか野暮ったい、いい意味で田舎くさい「シャンボード」。
肩肘を張らないその姿が人気の秘訣であると勝手に思っています。
始まりはラバーソール愛から
フランスが誇るシューズブランド「パラブーツ」は、リシャール・ポンヴェール氏が創業しました。
靴職人だったポンヴェール氏は、船でアメリカに訪れた時、アメリカ人が履いていたラバーブーツに感銘を受けたのがすべての始まりです。天然素材にこだわり、ラバーソールのためにわざわざブラジルから天然ゴムを輸入するほどの力の入れよう。このとき、ブラジルの港の名が「パラ」であったことから、自社のブランド名を「パラブーツ」と名づけたと言われています。
パラブーツの名モデル「シャンボード」
パラブーツの中でも人気の高いシャンボードは、40年以上愛される名モデルとなりました。
…そうなんです。最近、よく靴を見かけるようになりましたが、シャンボードは40年以上の歴史があるのです。
10年前は「靴好きが好きなブランド」程度でしたが、今は靴と言うジャンルを飛び越え、多くの愛好家たちに愛されるブランドへと成長しました。
採用されている「リスレザー」の魅力
パラブーツが人気な理由はさまざまありますが、一つひとつ丁寧に製作された「耐久性」も人気の秘訣です。
アッパーレザーに使用されているレザーは、独自の製法で鞣した「リスレザー(Lisse Leather)」と呼ばれるものが採用されています。
通常のレザーよりも油分を多く含くんでおり、ブライドルレザーのようなブルーム浮きが見られるのが特徴です。
履き込み、メンテナンスよって独特な光沢を放ってくれます。
リスレザーは見た目の美しさだけではなく、「弾力性、耐久性、撥水性」にも優れています。
十分にオイルを染み込ませたレザーはとても丈夫で、雨に優れています。
そして、柔軟性のある革は傷みにくいという特性を持ち合わせています。
特徴の一つである「ブルーム(ロウ浮き)」はブラッシングと、メンテナンスできれいに整えることが出来ます。
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かっこいいだけじゃない、最高の履き心地
パラブーツは見た目だけでなく、材料選びに手を抜かない心は、
履き心地を考慮し、靴作りを進めているからです。
採用されている、「ノルヴィ―ジャン製法」は登山靴のために開発された特殊な製法です。
防水性を高めることができ、頑丈でアウトドア靴に多く採用されています。
柔らかく履き心地の良いラテックスソールに、耐久性のあるのルウィージャン製法で、パラブーツは多くの方に愛される靴ブランドとして認知されました。
おしゃれなイメージがある「パラブーツ」ですが、実はこんなにも内容の濃い靴なんです。
今、パラブーツと言うブランドが多くの人に愛されているのは、見た目だけでなく、作りや履き心地にも配慮されていることが、関係しているのだとしみじみ感じることができました。
銀座店でも扱いがありますので気になる方はぜひお声掛け下さい。